日本国内のフルスペクトラムCBDの禁止と安全なCBDの見分け方

CBDを知っていくにあたって避けて通れないのが、フルスペクトラムCBDです。
CBD製品は大きく分けてCBDアイソレート、CBDブロードスペクトラム、CBDフルスペクトラムの3つになります。
*詳しくは三つの記事を参考にしてください。

フルスペクトラムCBD
ブロードスペクトラムCBD
CBDアイソレート

その中でもフルスペクトラムCBDは日本で禁止されている理由を説明していきます。

フルスペクトラムCBDとは?

CBD製品は大麻由来になりますが、その中でも大麻草のCBD以外の全ての成分を抽出して作ったものがフルスペクトラムCBDになります。
抽出した成分の中には、皆さんが普段想像するハイになったりトリップする大麻の主な症状の原因となるTHCも含まれています。
アメリカで販売されているフルスペクトラムCBDには、0.3%以下のTHCが含まれていますが、ハイになる事はありません。
*嗜好品としてアメリカなどで売られている大麻には、約10%〜30%のTHCが含まれています。

なぜフルスペクトラムCBDは日本で使用できないの?

そもそも日本では、このTHCという成分が大麻と同じものと扱われるので違法に当たります。
アメリカではTHC含有率0.3%以下の大麻は大麻としてではなく、ヘンプ(農作物)として扱われますので、
THC含有率0.3%以下のフルスペクトラムCBDが多く流通されております。
ですので、アメリカで流通されていたとしても日本への輸入や使用は禁止され、取締対象となります。

安全なCBD商品を見極める方法

日本では、CBD製品を輸入する際にカンナビノイド審査委員会が厳正な調査と精密な審査を行います。
そして審査基準をクリアした製品には、特定違法物質審査済証が発行され、バーコードリーダーから詳しい成分表示を確かめる事ができます。
CBD製品は個人で流通しているものも多いので、未登録製品には一段と注意しましょう。
製造された国の検査はクリアしていても、日本国内との規定や法律は違いますので、
自分でも気づかない内に違法を犯していたなんてことも実際にありせます。
そうならないようにしっかりとした検査が正式な機関で行われているか確かめて、しっかり購入前の安全を確かめましょう。

知識を蓄え自分で安全かどうか精査していく

フルスペクトラムCBDは、日本で取り締まられているTHCも含まれている製品となりますので日本では輸入も使用も禁止されています。
このように日本国内でもCBD製品が多く流通され始めたと言っても、まだまだ麻製品には敏感な国であるの事は間違いありません。
また年々取締りも強化されているとはいえ、個人でも輸入出来てしまいTHCが含まれたCBD商品を購入してしまう可能性もあります。
ただしちゃんと自分で見極めることが出来れば、たくさんの健康効果をもたらすと言われているCBD製品を安全に使用することが出来ます。
もともと日本は麻と身近かな国ですから、しっかりルールを守って日本でのCBDに対する知識蓄えて安全なCBD商品を購入していきましょう。