CBD製品の中には効果が見込めないものも！？

日本でも少しずつ話題になっているCBD。
ただしたくさんのCBD製品がどんどん世の中に増えていくなか、まだまだ企業の競争率が少なくCBDの知識も広まっていない日本では、CBD含有量が極端に少ないにも関わらずCBD製品と謳っている低品質の製品も売られているのも事実です。
今回はアメリカ在住のCBDコンサルタントに聞いた、最も効果を見込めるCBD製品の見極め方をご紹介していきます。

CBDの効果を見極める際に注目すべき3つのポイント

自分に最適なCBD製品を見つける際に、注目すべきポイントが3つかあります。
今回はそのポイントを紹介したいと思います。

１.種・オーガニック
まずCBD製品の競争率が高いアメリカで、重要視され始めているのが大麻草の種にこだわっているかということです。
もちろんオーガニックであることは当たり前になりつつあります。
そもそもCBD製品を使用するという選択を選ぶ最も多い理由の一つが、できるだけナチュラルな方法で心身ともに良い効果を得ることができるということです。
そのため、アメリカ内の消費者はオーガニックの製品にこだわる方が多いです。
日本在住だと種の栽培地や背景まで知ることは難しくても、オーガニックかそうでないかはラベルの表示を見ればすぐに分かりますね。

2.抽出方法
CBDの抽出方法も様々。
一般的に多い抽出方法は二酸化炭素抽出とエタノール抽出方法。
消費者のニーズによってCBDから得たい効果も変わってくるので一概にどちらが良いとは言えませんが、エタノール抽出方法の方が大麻草からたくさんの分子を抽出できると言われています。
もしあなたがオーガニックにこだわるならエタノール抽出方法、オーガニックよりもフレーバーや他の化合物にこだわるのならば二酸化炭素抽出が良いでしょう。

3.ブロードスペクトラムかアイソレート
簡単に説明をするとフルスペクトラムとブロードスペクトラムの製品は大麻草から採取できるCBD以外のカンナビノイド（成分）が含まれています。（フルスペクトラムは日本で違法とされている多幸感を与える成分THCがごくわずか含まれておりその規制は国によって異なります）
大麻草にはCBD以外にも身体に良い効果を与える成分はたくさんあり、その中でもテルペンという成分はとても重要視されています。

テルペンとは麻の花やつぼみから取れる成分で、カンナビスアロマとも呼ばれ主に癒しの効果があると言われています。
その効果は、皆さんの身近な製品だとアロマテラピーに使用されている癒しの成分です。
例えば、ラベンダーの香りはリラックス効果があり虫刺されの痒みを抑え、ペパーミントの香りは頭痛に効き、レモンは自然の成分で全てを綺麗にできる。
テルペンは主にリラックス効果、癒し効果や気分を向上させてくれると言われています。引用元: テルペンとは？購入する前に確認しておきたい基礎知識-テルペン編-

（テルペンについては上記の記事に詳しく説明されているので合わせてお読みください。）
そんな中CBDアイソレートは大麻草からCBDのみを抽出しているのでテルペンなどの効果は得られず、また医療効果もないといわれています。
もちろんCBDアイソレートからも安眠効果などの効果も得られますし、消費者のニーズによってどのCBD製品が良いかは変わってきますが、せっかくなら大麻草から採取されるその他の良い効果も得たいですね。

見極める方法を知っているとCBD選びが簡単に！

ポイント１と２に関しては調べるのが難しいと思う方もいるかもしれませんが、ラベルや購入時の商品説明を見れば記載されています。
またラベル裏の成分表示をしっかり確認してどのタイプのCBD（フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレート）が含まれているのかを知ることが大事でしょう。
製品によってこだわりも違えば、低品質の製品も出回っているので購入時にしっかりその製品の商品説明やブランドの説明から上記のポイントを確認するとCBD製品選びの失敗が防げる可能性が上がりますね。