米FDAがCBD研究に携わる求人を開始

アメリカのFood and Drug Administration(FDA:食品医薬品局)が公式ホームページで、CBDの大規模な研究に携われる人や研究グループに対して求人を始めました。
その内容というのはCBDの化粧品や食品サンプルを集めて、中毒性や農薬、化学薬品や微生物汚染物質などを調査し、また何千個ものCBD製品もテストするようです。

米FDAがCBD研究に携わるメリット

CBDは世の中に出回り始めてからまだ新しく、研究が進んでいない事がCBDを利用する上での欠点となっておりました。
いろんな情報が飛び交い、様々な効果が得られると言われながらも、信頼度の高い研究はまだ少なくありました。
そのせいかCBDに興味はあるけど、大麻という連想から手を付けにくかった人も多かったと思います。
従来までの大学の研究グループや使用した人の口コミではなく、国の食料医薬局が研究に乗り出すということはCBDの安全性や信用度についてもっと多くの方に知ってもらえるというチャンスなのです。
また既にCBDの愛用者も驚くような、新たな可能性も見込めますね。
FDAはこの研究を通して世の中の人に幅広く正しいCBDの知識を知ってもらい、さらにCBD製品を流通させることが目的だと語っています。

米国立麻産業評議会が米FDAに求める5つの鍵

アメリカにはNational industrial Hemp Council(通称NIHC)という麻産業評議会の団体があります。
NIHCのメンバーは麻製品を安全に流通できるようにサポートし、また数々の麻に対する知識も豊富です。
そしてNIHCは2018年の12月20日にCBDをアメリカ全土で合法化して以降、このようにFDAが大規模な研究に乗り出すことを待ち望んでいました。
NIHCはFDAに対し、研究をする上で現段階のCBDについて知っておくべき点を5つ述べています。

安全性
既存の研究は消費者がCBD食品やサプリメントの安全性をサポートしています。

CBD製品の販売継続
FDAはCBDの人間の身体に及ぼす影響を研究している間も、CBD製品の販売を許可するべきです。

FDAのCBD研究について
FDAがどのようなテストを行ったか、また研究室での研究を明快にします。

ラベルの要件
CBD製品の国内製造とラベリングの要件を透明化にします。

製品の区別
ブロードスペクトラムと麻抽出の表記の違いをしっかり区別化します。

CBDのこれからの未来

NIHCをはじめ数々の研究グループがCBDについて研究を進めており、以前よりもCBDについての知識は多く知られるようになりましたが、FDAのような信用性の高い団体がCBDの大規模な研究に乗り出したのは、CBD業界にとって大きな進歩だと思います。
この研究を通して多くの人にCBDの安全性について知ってもらい、多くの人の健康と心の支えになる未来がくると良いですね。